HOME > 勉強方法

勉強方法

勉強方法には人それぞれ、その人にあった勉強方法がありますので、一概にこの方法がいいとは言えませんが、私の勉強方法をご紹介します。

私はこの方法でFP技能士はもちろん、宅建や簿記等の試験に合格してきましたので、参考にはしていただけるかと思います。

1.テキストの選び方

試験勉強をしよう!と決めたら、まず本屋等に行きテキストや参考書を見に行くと思います。そして売り場へ行くと、FP技能士のような大変人気のある資格の本だとものすごい種類の本が置いてあり、どの本を選んでよいのか悩んでしまうと思います。

そこで、そういった時の選び方ですが、並んでいるテキストを、ぱらぱら〜という感じでよいので一通り目を通してみてください。1冊あたり10秒程眺めればよいでしょう。書いてある中身をしっかり読む必要はありません。あくまでも本の持っている雰囲気がつかめればOKです。

すると、このテキストは文字ばかりで読みづらいなぁとか、このテキストはカラフルで読みやすそうだなというテキストの雰囲気が大体つかめると思いますので、そこで読みやすそうだなと思ったテキストを選べば私の経験上ほぼ間違いなく良いテキストです。

中身をしっかり見なくても大丈夫なの?という疑問が当然沸くと思いますが大丈夫です。読みやすいと感じるテキストを作るには、読み手の事をしっかりと理解した上で構成を考え抜かないと作れるものではありません。そこまで考えられて書かれているテキストの中身がお粗末と言うことは通常考えづらいからです。

もちろん、高いお金を払って買うのですから、目星を付けたテキストは買う前にじっくりと読んでみて納得した上で買ってください。

私が実際に使用したテキストは「お勧めの書籍」でご紹介しています。

問題集は、勉強開始前の時点ではまだ買わなくてもOKです。
(テキストを読んだ後の方がよいので、むしろまだ買わないでください。)

2.テキストの読み方

めでたくテキストを買うことができました。次は早速テキストで勉強を始めますが、ここで注意することは初めてテキストを読み始めるときはいきなり本文を読み始めることはせずに、目次を見て、構成と内容を頭に入れてください。

目次の構成と内容を頭に入れることでどういうことを勉強するのかという土台ができます。
この土台をしっかりと作ることでこれからの勉強の理解度が全く変わってきます。

この時点で、当サイトを一通り見ていただくのも効果的です。(・・。)ゞ

そして、目次を頭に入れたら次に本文を読み進めるわけですが、テキストは最低2回は通して読んでください。そして、読み方は以下のように読み進めます。

初めてテキストを読み始めるときはじっくり読んではいけません。勉強を途中で挫折する人はここでじっくりと読んでしまい、「分からない→いやになる→挫折」というパターンになるようです。雑誌でも読む感じで読んでください。内容は大まかに理解できればよいです。 たぶん分からないところもいっぱいあるでしょうが気にしなくても大丈夫です。気楽に最終ページまで読み進めてください。ここで読み終わった達成感を味わってください。∩(´∀`)∩♪

2回目の読み進め方です。今度は初回読み進めよりもちょっと内容を意識して読み進めてください。感じとしては小説でも読む感じで読み進めてください。まあ、1回読んでいるところなので初回よりはスムーズに読み進めることができるのではないでしょうか? また、1回目に読んで分からなかったところもすんなりと理解できたりします。もちろん理解できないところも残りますが、今回は理解できるように努力してみてください。それで理解できなくてもがっかりしないでください。当然そんな難しい箇所もたくさんあります。ここでは考えてみるということが大事なのです。 2回目もがんばって最終ページまで読み進めてください。

2回目もがんばって読み終わりました。次ですが、分からないところがいっぱい残っていたとしても問題集に取り掛かりましょう。試験は、知識があるというだけではダメで、問題を読んで解答する能力が必要です。それを養うのが問題集を解くということなのです。 ここからは、分からないところは問題を解きながら理解していきましょう。

3.問題集の選び方

次に、問題集の選び方ですが、テキストの選び方とは異なり内容をじっくりと見て購入してください。内容重視です。

選ぶポイントですが、問題に対する解答解説を見て、解説がしっかりと記述してある問題集を選んでください。

問題集の中には、解答の解説が適当でなぜその答えになるのか全く記述されていない問題集がありますが、そんな問題集は論外です。絶対に買ってはいけません。
しかし○×問題などで、×の解答のみ解説があり、○の解答は解説が無い問題集がありますが、これは○の問題文がそのまま解説なので許容範囲でしょう。

また、古すぎる過去問は法律等が変わっていて間違った知識を覚えてしまう可能性もあるので、できるだけ新しい過去問が載っている問題集を選んでください。(問題集の表紙に○○年○月試験対応などと記載されている問題集であればベストです。)

私が実際に使用した問題集は「お勧めの書籍」でご紹介しています。

4.問題集の進め方

問題集の進め方ですが、ひたすら解きまくってください。また、苦手な分野を重点的に解いてください。解けば解くほど合格に近づきます。

注意点は、問題集を解いて答え合わせをする時に、なぜ正解だったか、なぜ間違ったかを1問1問必ず確認して、時にはテキストを再確認して納得するようにしてください。

決して、「なんとなく解答して正解だったからOK」とか、以前解いた問題と同じ問題を解く時に前回の答えを覚えていて、「前回2番が正解だったから今回も2番だ〜」みたいな問題の解き方をしてはダメです。

5.勉強場所

勉強は、基本的に自宅で行う人が多いと思いますが、自宅以外の場所も効果的です。よくありがちな場所ですが、私は自宅以外では以下のような場所でよく勉強しています。
私の場合、自宅でやるよりも記憶の定着が良い気がします…(^^)

  • 通勤電車の中
  • 仕事帰りの図書館
  • 出勤前の喫茶店(ドトールやマクドナルドなど)

会社勤めの方ですと、朝1時間程早く自宅を出て会社近くの喫茶店で勉強するというのがおすすめです。朝頭がすっきりしている時においしいコーヒーを飲みながら静かな喫茶店で勉強というのは非常にはかどります!(早朝の喫茶店は案外空いているのでいいですよ)