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税額控除

一定の要件に該当する場合は、算出された所得税額から税額を控除できます。これを税額控除といいます。
税額控除の限度額は、控除適用前の所得税額です。（税額控除により所得税額がマイナスになったからといって還付はありません。）

おもな税額控除の種類には、以下のものがあります。

  1. 配当控除
  2. 住宅ローン控除
  3. 長期優良住宅控除
  4. 既存住宅耐震改修特別控除
  5. 外国税額控除

１．配当控除

配当控除は、配当所得を確定申告した場合に受けることができる控除です。

２．住宅借入金等特別控除（住宅ローン控除）

住宅借入金等特別控除は、住宅ローンを組んで一定の要件に該当した場合に受けることができる控除です。

３．長期優良住宅控除

長期優良住宅控除は、「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」により長期優良住宅を取得し、一定の要件に該当した場合に適用を受けることができる控除です。

４．既存住宅耐震改修特別控除

既存住宅耐震改修特別控除は、昭和５６年５月３１日以前に建築確認を受けた住宅の耐震改修工事を行った場合に適用を受けることができる控除です。

５．外国税額控除

外国税額控除は、日本と国外での二重課税を調整するために、一定の外国税額を控除することができる控除です。