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住宅取得計画
マイホームの購入は人生の一大イベントです。価格も非常に高額なので、どのように資金を調達するかが住宅取得時には問題となります。ここでは住宅取得資金についてみていきましょう。
一般的に住宅取得資金を用意するためには大きく分けて以下2パターンが考えられます。
- 自己資金を準備する方法
- 住宅ローンを利用する方法
自己資金を準備する方法
自己資金を準備する方法では、積立して資金を準備する方法や、親に資金援助してもらう方法などがあります。 積立で資金を準備する方法には雇用・能力開発機構が勤労者のために行っている財形住宅貯蓄という制度があります。
種類 | 内容 |
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財形住宅貯蓄 | 毎月の給与や賞与から天引きして積み立てられます。利子に非課税枠が設けられており有利に積み立てることができます。 |
親等からの資金援助 | 親などから援助してもらえればありがたいですね。ただ、この場合は贈与税等の考慮をする必要があります。 |
住宅ローンを利用する方法
住宅ローンを利用する方法では、公的な融資である財形住宅融資を利用する方法、民間金融機関の住宅ローンを利用する方法、独立行政法人である住宅金融支援機構が行うフラット35を利用する方法があります。
種類 | 内容 |
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財形住宅融資 | 財形貯蓄を行っている人が利用できます。 財形貯蓄額の10倍以内(最高限度額4000万円)かつ、住宅取得費用の80%まで融資が受けられます。 |
民間融資 | 民間の金融機関の住宅ローン商品を利用する方法です。借り入れ条件が比較的緩やかであるという特徴があります。 |
フラット35 | 住宅金融支援機構を利用する方法です。 |
住宅ローンの金利
住宅ローンに掛かる金利の種類には、固定金利型、変動金利型、固定金利選択型の3種類があります。
種類 | 内容 |
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固定金利型 | ローン完済時までの金利が一定のタイプ。低金利時に組めば有利だが高金利時に組むと不利。 |
変動金利型 | ローン完済時までの間に金利の変動があるタイプ。通常は半年毎に金利が見直される。 |
固定金利選択型 | 変動金利型の一種で、ローン返済開始時の一定期間は固定金利で、一定期間経過後に固定金利か変動金利かを選択するタイプ。 |
住宅ローンの返済方法
住宅ローンの返済方法には、元利金等返済方法と元金均等返済方法の2種類があります。返済総額でみると元金均等返済方法の方が有利であるが、返済当初の返済額の負担が重いというデメリットもある。
種類 | 内容 |
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元利均等返済 | 元金と利息を合わせたローン返済額が毎月一定のタイプ。 返済の内訳は、返済当初はローン元金部分が大きいため利息部分が多く、ローン返済が進むにつれてローン元金部分が減っていくため利息部分が減っていく。 |
元金均等返済 | 元金部分の返済額が毎月一定のタイプ。 当初は利息部分が大きいので毎月の返済額が多いが、利息部分が減っていくため徐々に毎月の返済額が減っていく。 |
住宅ローンの見直し方法
住宅ローンの返済期間中でも、住宅ローンを見直して変更したほうが有利になる場合があります。方法としては、借り換えと繰り上げ返済があります。
種類 | 内容 |
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借り換え | 高い固定金利型のローンを一括返済して、低い金利のローンに借り換えること。 借り換えをするべき目安としては、@借り換え後の金利が1%以上下がること A返済期間が10年以上あること Bローン残額が500万円〜1000万円以上あること が借り換えをする目安となる。 |
繰上げ返済 | 返済中のローンの元本部分の一部または全部を返済してしまうことにより、返済期間を短くしたり毎月の返済額を少なくしたりすることです。 |