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不動産の税金

不動産は売っても買っても、また保有しているだけでも税金が掛かってきますので、不動産を取得したり売却する時は、不動産の税金制度を知ることは非常に重要になってきます。

不動産に係る税金には以下のものがあります。
この他にも、不動産を譲渡して利益が出た場合には所得税・住民税が課税されますがそれについてはタックスプランニングの項目をご覧ください。

  • 登録免許税
  • 不動産取得税
  • 印紙税
  • 固定資産税
  • 都市計画税

※税制に関しては改正が頻繁に行われていますので、税率等につきましてはテキスト等で最新のものを確認されるようお願いします。

登録免許税

登録免許税は不動産を登記を行う時にかかる税金です。

  • 税の種類：国税
  • 課税者：国
  • 税率：登記事項により異なり、本則では0.4％〜2.0％。

不動産取得税

不動産取得税は不動産を取得した時にかかる税金です。ただし、相続で取得した場合や法人が合併したことにより取得した場合は課税されません。

  • 税の種類：地方税
  • 課税者：都道府県
  • 税率：本則は4％（平成２４年３月３１日までは3％に軽減）
  • 課税標準：固定資産税評価額（平成２４年３月３１日までは固定資産評価額の２分の１）

印紙税

印紙税は不動産の売買契約書や領収書などにかかる税金です。

  • 税の種類：国税
  • 課税者：国
  • 税率：課税文書の記入金額により異なる。

固定資産税

固定資産税は不動産を所有していることに対してかかる税金です。

  • 税の種類：地方税（東京２３区のみ都税）
  • 課税者：市町村
  • 税率：各市町村の条例で定められた税率（制限税率：2.1％）
  • 課税標準：固定資産税評価額
  • 納税義務者：毎年１月１日現在において固定資産課税台帳に所有者として登録されている個人・法人

都市計画税

都市計画税は市街化区域に不動産を所有していることに対してかかる税金です。

  • 税の種類：地方税
  • 課税者：市町村
  • 税率：各市町村の条例で定められた税率（制限税率：0.3％）
  • 課税標準：固定資産税評価額
  • 納税義務者：毎年１月１日現在において固定資産課税台帳に所有者として登録されている個人・法人